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  • 2016.07.23 Saturday

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    行財政改革 その14(最終回)

    • 2015.02.22 Sunday
    • 09:00
    平成26年度の新人採用に多くの人が受験され、試験の平均点数は高いです。出来るだけ優秀な人を雇い、そしてその優秀な人をトレーニングしてレベルを上げていく。そういうことによって皆が高いレベルの仕事をやって、市民に喜ばれ、自らも満足できる仕事が行えるのだと思っております。とにかく私の仕事の進め方は、頑張る者が伸びるような環境を作りたい、頑張っているなら評価をしてあげたい、一方、頑張らないからといって、ペナルティを与えることは絶対にしません。頑張る者の姿を見て、「頑張らないといけない」と思えるような刺激が与えられれば十分であって、頑張っている人が報われる、徹底的に褒めてあげる、そういったシステムができれば職員の4分の3、最低でも3分の2が納得するような人事評価制度になり、市民に喜ばれる職場づくり、職員にも喜ばれる職場づくりができると思います。舞鶴市の職員として誇りを持ち、「我々はまちが発展するように頑張るんだ」という思いを持って、市民に信頼される市役所を作っていきたいと思います。

    行財政改革 その13

    • 2015.02.21 Saturday
    • 21:04
    これまで、私の考え方を担当部署が具現化出来るようにと工夫していただいているのですが、一方的な押しつけは良くないと認識しておりますので、具合の悪いことは言っていただければ、「そうか」と理解し、変更することもあると思いますし、「どう具合が悪いのか」との質問をすることもあると思います。また、人材の育成についてですが、職種によっては一年間なり大学院に勉強に行くこともあっていいと思っております。やはり専門機関の勉強をしないと追いつけないこともあるので、市役所の職員として給料をもらいながら大学院に入って勉強するのはありだと思っております。そういうようなことも含めて、やはりこの地域の得意とするところをしっかりのばして、差別化するようなことが大事だと思っております。部署の中に優秀な部下がいることはありがたいわけで、チームとして仕事していますから、優秀な部下がしたことは結果としてグループの手柄・グループのトップの手柄になるわけですから、「よく頑張った」といえば、チームの仕事が回る、若い職員も元気を出して仕事ができる。是非、優秀な部下を褒めて伸ばしてやってほしいと思います。褒めるには勇気が必要です。それを実施するにはどんな分野でもいいですから、誰にも負けないというものを一つ持っていれば優秀な部下を褒めることができます。自分に自信がないと、ついつい「勝手なことをするな」と頭をたたくようなことをしたくなるので、是非自らも何らかの得意分野を持ち、部下を「優秀だ」と気軽に評価でき、若者が伸びる環境を作っていただきたい。 → その14に続く

    行財政改革 その12

    • 2015.02.17 Tuesday
    • 21:53
    しかし、部署によっては、勝手なことをするなと怒られる部署もあるかと思いますが、それではものを考えるという癖がなくなってしまいます。若い職員が何か提案して来たときに「何もするな」というと、もう二度と考えなくなります。具合の悪い案であっても、アドバイスをしたり、部下の案を上に出してみるなどの環境は大事だと思います。同じ仕事・同じ給料でも、仕事を楽しくするのといやいやする差は大きく、いかに満足して働くかということ、そして周りから褒められることが重要で、これが人事評価制度の基本の考え方になっています。信賞必罰で点数つけて、点数悪いから給料下げるなどということは全く思っていません。頑張った者を褒め、また「頑張るとはどういうことなのか」ということを若い人に示せるような仕組みづくりが重要であると思っております。こういったもろもろのことは、約30年間に及ぶ勤務医時代に仕事をする中で経験したことを参考にしており、市役所で実践したいと思っております。 → その13に続く

    行財政改革 その11

    • 2015.02.16 Monday
    • 13:41
    平成26年8月集中豪雨で、加佐地区では二年連続で水害にやられてしまい、作物を作っている人の無念さを思いやり、私が農業者と直接話をするために加佐地区へ行ってきました。やはり収入減の問題だけではなく、物を作ってそれを収穫する喜びが無になるようなことが起こらないように、たとえば災害に強い農業生産団地というのを提案しておりますが、平成26年の被害についての当面の対応と中長期的に災害に強い農業はどうあるべきなのかということを我々は考えなくてはならない。また、災害対策については、海があるので当然津波の心配をしなくてはなりません。まさに色んな部署でこのまちの特徴を理解し、強みを生かし、オンリーワンを目指して、何か一ひねり・一工夫すれば我々のまちは他の地域のモデルになるとなるような宝物探しをみんなで考え合ってアイデアを出して下さい。このような考えで取り組めば同じ仕事でも楽しいのではないかと思います。上から言われた仕事だけこなすというのは、楽ですけれど、仕事の張り合いがないというか達成感がないというように思っております。毎年同じことはしたくなく、何か変わったことにトライしたい、何か進歩するようなことを挑戦してみたいと思える職場環境を作っていきたいと思っております。 → その12に続く

    行財政改革 その10

    • 2015.02.15 Sunday
    • 13:18
    また、舞鶴市の都市計画において、市街化調整区域の見直し等もこれからしていくべきかと思っています。現在の都市計画は昭和56年に作られ、基本計画をほとんど変更せずに今日に至っています。当時は舞鶴市も10万人を目指しており、人口が増えていく中で周辺地域にどんどん家が建つと、水道や下水道、道路など、インフラ整備しなくてはならず、投資を続けることが困難であるとの考えで計画したのでしょうが、近年、周辺地域が過疎化しているときにまだ制限を続けるのかという思いがあります。「心豊かに暮らせるまちづくり」として、各部署から案を考えていただきたいと思います。「経済人口10万人」という新しい人口フレームに対しても、実現に向けて提案をしていただきたいと思います。色んなまちには色んなやり方があると思いますが、舞鶴がモデル地域になるのだという意気込みでアイデアを出してください。舞鶴引揚記念館の資料がユネスコ世界記憶遺産の国内選考を通ったということは、まさにモデル事業だと思っております。色んな地域に色んな誇れるものがあると思います。それに磨きをかけてアピールできることが他にもあるのではないかと思っております。他にも具体的な例として、病院再編で、厚生労働省が各地域のそれぞれの病院が総合病院を目指すのではなく、民間も含めて株式会社化して一つの病院に再編する政策を進めております。舞鶴市の4つの病院を総合病院ではなく、それぞれの機能を重視して全体で一つの病院のようにする。これも一つのモデル事業だと思っております。このようなモデル事業となるものを色々考えていただきたいと思います。 → その11に続く

    行財政改革 その9

    • 2015.02.14 Saturday
    • 23:12

    加えて、「安心のまちづくり」「活力のあるまちづくり」「市民に役立つ市役所づくり」の3本立てのうち、「市民に役立つ市役所づくり」は平成27年度から掲げるのをやめたいと思っております。債権管理も公共施設のマネジメントもかなり軌道に乗ってきたので、 通常業務の中で粛々とやっていこうということです。その代わりに、地方が誇れる良さを活かした「心豊かに暮らせるまちづくり」に取組みたいと思っています。東京に代表される大都会は一見華やかであるが、コンクリート建造物が乱立し、人の温もりを感じず殺風景な街だと私は感じています。経済が最優先され、利便性や効率を重視し、利益や成果が要求される社会に順応できない人達がいることは容易に想像できます。一方で、地方は自然が豊かで、子育て環境が充実していて、文化や芸術を楽しむことが出来、スローライフを求める人たちに適した所だと考えております。舞鶴市はそういう人たちに好まれるまちだと思っています。舞鶴市の8割近くが森林に覆われ、農業も漁業もある、自然豊かな所で、待機児童はゼロで子育て環境は充実し、加えて都会並みのレベルの高い医療も提供出来るまちです。そうした中で、今、空家が増えていて、その空家をうまく利用して都会から若者が移り住みたい、または定年を迎えた後、コンクリートの狭い部屋で住むより、田舎の空家をリフォームして広々と住みたいと思う方に対応しようと思っています。凄く不便な田舎は多少問題あるかとも思いますが、舞鶴市は都会にも近く、住みやすいまちであり、このことを広く発信していきたいと考えています。 → その10に続く

    行財政改革 その8

    • 2015.02.13 Friday
    • 21:12
    総合計画の前期を踏まえ、平成27年度は後期計画を見直す時期でありますので、4年前に計画した事業が順調に行っていて何ら問題なければ、あえて議題にする必要はありません。そこで、
    ?4年前は必要であったが、今はやる意味がなくなった事業については、縮小ないし廃止ということはあってしかるべきですので、根拠を示して「時代の流れでこれは縮小ないし廃止したい」ということを提案してもらいたい。
    ?予定通り進んでいるが、もっと拡大したいことや、進んでいないことについては、事業の予測に問題があると思いますので、27年度からは手法を変更して取り組みたいという戦略変更の提案をしてほしい。
    ?4年前には項目すらなかったが、新規にやらねばならないことが出て来た場合は新規事業の提案をしてほしい。

    以上の3つの提案を平成26年の秋レビューではお願いしたい。特に新規については、いきなりのレビューで「新規です」といっても時間的な余裕もありませんので、「前期計画にはなかったけれど、後期はこういうことをやりたい」と半熟協議を通して事前に前振りをして頂いたほうが、協議の熟度が高まりますのでお願いします。→ その9に続く

    行財政改革 その7

    • 2015.02.11 Wednesday
    • 17:59

    労務管理・業務管理・人事評価に加え、秋レビューの話をしたいと思います。先ほど言いましたが、レビューというのは私が市長になった時はありませんでしたが、行政の仕事は継続して行いますので、1年先や2年先の計画は勿論のこと、大がかりなインフラ整備などは10年、20年先を考えて企画するべきであり、実際に舞鶴若狭道や京都縦貫道のように約30年かかって出来上がるという長期的な仕事もありますので、先を読んで少なくとも来年のことは一年前から企画しておかないと、行き当たりばったりになってしまいますので、レビューを開始したわけです。
    今年の秋レビューにおいては例年と違う点があります。それは、今年26年度は総合計画の前期が終わる年度であり、後期計画の組み直しが必要になってきます。政策の一番の基本は総合計画です。その総合計画はすべての事業を網羅している一つのバイブルですが、一方で「安心のまちづくり」、「活力あるまちづくり」、「市民に役立つ市役所づくり」と言っています。これは特に強調したいもの、私として市民に強く訴えたい部分を抜書きした3つの重要項目であります。 → その8に続く

    行財政改革 その6

    • 2015.02.07 Saturday
    • 22:20
    26年度から期末手当と勤勉手当の算定の基礎額に管理職手当を入れました。よその自治体では既に実施しており、舞鶴市が遅れていたということですが、人事評価制度を導入するにあたって、皆さんに労務管理と業績評価など、プラスアルファの仕事が加わる一方、管理職ですから時間外手当は出ない。その中で何か労務に報いるものがないかということで、今年度から期末・勤勉手当に管理職手当を入れました。頑張っている人が報われるということは当然ですし、またどういったことが「頑張っている」と評価されるのかという評価のあり方を検討することも大事だと思っております。出来るだけ優秀な職員を雇い、そして優秀な職員をさらに優秀に育てるということが組織運営上、すごく重要で、まちづくりは人づくり、人づくりはまちづくりです。機械はまちを作ってくれませんので皆さん方の創意工夫、部下とのコラボレーションで仕事のはかどりが変わってくると思います。 → その7に続く

    行財政改革 その5

    • 2015.02.03 Tuesday
    • 22:06

    業務管理の一つの資料として、これまでの時間外勤務は一人当たり月平均15時間というデータがあり、年間では180時間。ところが平成25年に台風による災害対応、平成26年には海フェスタなどでいろいろ頑張っていただきましたので、仕事のボリュームが増えており、平成25年度は20.42時間と増えております。ここで問題なのは突出して時間外が多い人がいることです。それが年度毎で、ほとんど傾向として変わらない。それはどういうことなのか非常に疑問に思っております。ある特定の人しかできない仕事があるのだろうか、課長はそのことを知っていて「この仕事は彼にしか頼めない」というようなケースがあるのか。このあたりは分かりませんけれども、あまりにも多すぎます。
    ご承知の通り、月80時間を超えれば健康管理をしなさいと言われているなかで、それ以上の時間外を上司として見過ごしていたとして、たとえば「その人が亡くなられた」となれば、上司が訴えられます。上司として部下の業務管理を十分にできてなかったと言われますので、時間外が特定の人に偏らないようにお願いします。近いうちに時間外を管理するシステムが入ります。トータルの時間数がリアルタイムで分かるようになりますので、それをしっかり利用して、ある特定の人に過剰な負担がかからないようにお願いしたいと思います。ある人の仕事が増えたら「この仕事は他の職員が手伝ってやってくれ」というように特定の職員に過剰な時間外にならないように配慮して下さい。
    また、業務によってはどうしてもある月に仕事が集中するという部署があります。そういう部署については、前に所属していた人たちに助けてもらう。そういう横連携のシステムを作っていかなければ、過剰な労働が特定の人に集まるという状況になりますので、是非、人事評価制度の目標の設定の仕方については、部下の仕事の進み具合の把握、それに基づく労務管理、そういうことが一連のものであるということに配慮をしていただきたいと願います。 → その6に続く