その20 「年齢を重ねると時間が過ぎるのを早く感じるのはなぜ? 」
ほとんどの大人は小学生の6年間は長かったと感じ、年齢を重ねるほど月日の経過が早くなると感じるようです。なぜ時間の流れが年齢を重ねると早く感じるのでしょうか?「時間の心理的長さは年齢に反比例する」と述べる学者によれば、10歳の1年間は30歳の1年間の3倍に相当し、幼いときほど時間の経過が長く感じられるとのことです。この考え方に私は多少は賛成しますが、歳が同じなら皆が同じに感じるとは思えません。私は大脳に刺激がある時間帯ほど、時間の経過を長く感じるのではないかと思っています。まさに子どもの頃は、見るもの聞くもの全てが新鮮であり大脳が酷使されることが多く、時間の経過が長いと感じるのだと考えます。大人になると経験によって処理できることが多くなり、その分、大脳への刺激が弱く時間が短いと感じる。私は年齢を重ねても「時間が長く感じる」生活をしたいと思っています。いずれにしても、充実した日々を過ごすことが大事であり、そうした時期は長く感じると思っています。皆さんはどのように考えられるでしょうか?