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    新春初茶会

    • 2012.01.16 Monday
    • 12:13

    昨日、茶道裏千家の新春初茶会に招待されました。
    主催者の皆様が、「もてなし」、「しつらえ」などの作法の心を大切にされ、茶道を通じて、日本の伝統的な精神文化の継承と普及にご尽力を頂いていることに、たいへん感激しました。
    また、茶道がもつ、「わび」、「さび」などの日本古来からの美意識にも重視されていることを再認識しました。
    「人の幸せ」を「お金」、「物」、「利便性」から追求してきた文明社会、多くの先進国が、将来の目標を見失い、さまよっているかのようにも感じます。茶道の作法や美意識が広まることを期待しております。お茶会の、ゆったりと流れる時間のなかで、「思いやり」、「感謝の心」、「自問自答する間合い」などを感じることができました。
    また、一昨日は舞鶴ユネスコ協会が主催される第12回「絵で伝えよう!私のまちのたからもの」絵画展、第13回「地球社会にいきる」小中学生作文合同表彰式に出席しました。多くの応募者の中から選ばれた作品は、いずれも素晴らしいものばかりでした。 
    私は、これまで行く先々で、本市の文化レベルの高さに感動しております。舞鶴市は本当に元気です。成熟したまちは文化を大切にする風土があると思っています。そのようなまちは、まさに「住んで良し」「働いて良し」「訪れて良し」のまちになると確信しています。
     
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    成人式の式辞

    • 2012.01.08 Sunday
    • 17:03

    本日、舞鶴市の成人式があり、次のようなメッセージを送りました。

    皆さん新年明けましておめでとうございます。
    平成二十四年の新春に、成人式を行うにあたり、舞鶴の未来を背負って立つ皆さんが、心身ともに健やかに成長され、立派な成人となられましたことを、心からお祝い申し上げます。ご家族も、さぞかしお慶びになられているかと存じます。また、ご来賓の皆様並びに恩師の先生方におかれましては、何かとご多用の折にも関わりませず、ご臨席を賜りまして誠にありがとうございます。成人式を迎えられた皆さんは、これからの洋々たる人生の門出に際し、将来への期待と大人に仲間入りした責任の重さを感じておられると思います。今日は、私は人生の先輩として、皆さんに伝えたいことがあります。それは、決してお説教や押しつけの道徳観ではありません。

    皆さん、ご承知のように昨年3月11日に東日本大震災がありました。我々が今だかって経験したことのない大地震と津波で、多くの尊い命が失われました。日本中の誰もが永遠に忘れることがない大災害です。私は、この大震災に被災した中学生の言葉に心を打たれ、自然と涙が流れ出ました。その生徒の学校は、被害が大きかった宮城県気仙沼市にあります階上中学校で、3月22日に卒業式が行われ、その時に卒業生代表が答辞で読んだ文章です。その内容を一部を抜粋して紹介します。それは、次のような内容です。

    「本日は、未曾有の大災害の傷も癒えない最中、私達の為に、卒業式を挙行していただき、ありがとうございます。階上中学校といえば防災教育といわれ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練と言うには惨めすぎるものでした。辛くて、悔しくて、たまりません。時計の針は、14時46分を指したままです。でも、時は確実に流れています。生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく生きていかねばなりません。命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私達の使命です。私たちは今、それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。どこにいても、何をしていようとも、この地で、仲間と共有した時を忘れずに、宝物として生きていきます」「お父さん、お母さん、家族の皆さん、これから私たちが歩んでいく姿を見守っていて下さい。必ず、良き社会人にになります。最後に、本当に、本当に、ありがとうございました」

    このような決意を、 歯をくいしばり、涙が出るのをこらえながら、絞り出すように語った15歳の少年のこの言葉、20歳の皆さんは、どのように感じるでしょうか?
    私は、彼の言葉から3つの大切なことを改めて確認しました。
    先ずはじめに、人は独りでは生きることはできないということです。人と人との助け合い、人と人との絆が人間社会を作っているのです。国際情勢が不安定で、日本の政治も混迷し、記録的な円高で、景気も先行き不透明、まさに危機的ともおもわれる状況を切り開くのは誰でしょうか? それは皆さんのような若い力です。もう皆さんは立派な大人です。相手が悪いとか、会社が悪いとか、世の中が悪いとか、国が悪いとか、まわりの責任にする年齢ではありません。問題があると感じるなら、それを解決していくのは皆さん自身です。何も説教でもありません。厳しい逆境のなかで、強い決意を述べた15歳の少年の姿を見て、感想を述べた次第であります。
    次に、15歳の少年が語った言葉に、あふれる郷土愛を感じました。
    そこで、皆さんにお願いがあります。自分たちが生まれ育った、あるいは関わることとなった、ふるさと舞鶴に「愛着と誇り」を持って、是非、舞鶴のまちづくりに参加していただきたいという事です。舞鶴には、海や川、山といった豊かな自然、安土桃山時代から続く西地区の城下町、そして明治時代の風情が漂う東地区の赤れんが倉庫群など、歴史と文化があり、さらには造船業やガラス製造業に関連する、ものづくり技術、誇れる産品がたくさんあります。これらは、まちを活性化させる大切な要素であり、まちづくりの原石ともいえます。これらを、皆さんと一緒になって創意工夫を重ね、さらに磨きをかけて、宝石に仕上げれば、きっと舞鶴は、さらに「住んでよし、働いてよし、訪れてよし」の魅力ある、活力のあるまちへと変革していきます。「絆」を大切にして、積極的に社会参画してほしいという事です。
    最後に、私の気持ちも添えて、伝えたいと思います。それは、「思いやり」と「感謝の気持ち」です。
    東日本大震災の惨状をみて、その復興に何とか力になりたいと心から願った人達の活動は、まさに「思いやり」だと思います。その行動は物心両面にわたり、また、日本国内にとどまらず、世界各国に及び、募金やボランティアという形で支援の輪が広がりました。また、被災地の方々自身も、そうした支援に勇気づけられ、自分たちで何とか立ち上がろう、立ち直ろうと様々な助け合いの輪を広げ、そのことが生活再建の大きな原動力となっています。この原動力の源の一つとして「感謝の気持ち」があると思います。周りがこんなに助けてくれている、独りじゃない、頑張ろうと思われたに違いありません。大震災によって、人が人を思いやり、人と人とが繋がり合うという「絆」の大切さを再認識させられました。人は、独りでは生きていけません。このことをしっかりと胸に刻んでいただき、これからの人生を、強く、逞しく、生き生きと歩んでいただくよう願っています。
    結びにあたり、皆さんの輝かしい前途を祝福いたしますとともに、さらなるご精進とご活躍を期待して、式辞といたします。

      平成24年1月8日

                  舞鶴市長 多々見 良 三

    皆さん、失敗を恐れずに、頑張って下さい。応援します。

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    平成24年 仕事始め

    • 2012.01.06 Friday
    • 12:17
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    皆様、新年明けましておめでとうございます。
    平成24年辰年の初春、ご家族お揃いでお迎えのことと拝察し
    心からお喜び申し上げます。



    ここ舞鶴においては、大きな災害はなく、平穏に過ごせることの幸せ、ありがたさを今年ほど感じる年はなかったかと思います。平成24年の仕事始めにあたり、私の思いを述べて、職員の皆様と目標を共有し、まちの発展に向けて頑張りたいと考えています。

    昨年を振り返りますと、やはり東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所の事故をどうしても思い出さずにはいられません。極寒の東北地方で仮設住宅での厳しい環境のもとに、新年を迎えられた被災者の方々のことを思いますと正月気分に浸っていることに後ろめたささえ感じるそういう状況であります。
    特に福島県の皆様は、今後長年にわたり、被害への対応を余儀なくされておられます。今後復興に向けて国が全力を挙げて支援を行うことは当然でありますが、我々舞鶴市といたしましても、引き続き何が出来るのかを考えていかねばならないと思います。
    また、この出来事を教訓として我が舞鶴市においては災害に対して想定外という言葉は絶対に使わないというそういう備えをしておくべきと考えております。

    国際情勢が不透明で急激な円高が持続し、そしてTPPの問題についての対応もしっかりと示されていない状況を極めて憂慮しております。我が国の将来を揺るがしかねない状況にあります。これらの情勢を注視しつつ、市として今後の対応を考えておかなければならないと思っております。
    また、昨年の年末にもお話しましたが、大阪の選挙が示すものは、国民、市民から閉塞感の打破を願う行政への期待ではないかと思っております。
    そして、舞鶴市民は何を求めているのか?それはやはりコミュニケーションが基本であるというふうに思っております。現地現場主義、市職員は仕事において部、課を越えて情報交換をすべきであり、また、地域コミュニティの行事に積極的に参加すべきであると私は思っております。

     さて、本年の目標でありますが、新たな総合計画が昨年8月に策定されましたが、その実施が基本となります。職員一人一人は理念、信念を持ち、目標、夢を掲げて仕事をすべきであるというふうに考えます。

    目標は基本的に一つ。しかしその目標を達成する方策については、ポイントを絞って多くとも4つ、出来れば3つに絞る、そういう方策でやっていきたいと思っております。
    今年の目標は、住んでよし、働いてよし、訪れてよしの「選ばれるまちづくり」であります。そのために

    1番目に市民に役に立つ市役所、行政改革のことであります。

    2番目に経済の活性化。

    3番目に安心のまちづくり。



    この3つの方策を持って目標を達成していきたいと思っております。

    まずはじめに、1番目の市民に役に立つ市役所づくりの3つのポイントでありますが、組織、人、ものであります。まず人につきましては、舞鶴人材育成基本方針の策定に向けて作業が進められておりますが、市民の声、そして新人職員の声を大切にして心新たに仕事をしていくべきと考えております。2番目としましては組織の見直し。慣習にとらわれず、今のままの課・係でいいのか、そういう思いでおります。新しい時代の変化に即応する組織のあり方があるのではないかと考えております。3番目に施設・備品などを改修や交換する統一基準や一括管理、さらに債権の適正管理、こういうことを改めて見直すべきではないかと考えております。

    そして、2番目の活力あるまちづくりにつきましては、第1番目としましては観光振興、2番目としましては、新たな産業創出、3番目としましては産業基盤の充実、その3つを挙げたいと思います。まず観光についてでありますが、京都舞鶴港、赤れんがパーク、引揚記念館などを軸とする観光振興の積極的推進。2番目の新たな産業創出といたしましては、昨年始めましたリーディング産業チャレンジファンドの継続と舞鶴の企業を国内はもとより海外にも知らしめる舞鶴企業情報館の新設、そして舞鶴は海・山・畑と非常に自然に恵まれています。そういった意味では一次産業の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。3番目は基幹道路を含む産業基盤の整備についてでありますが、国道27号バイパスや臨港道路上安久線、そして今の時点では夢として語りたい白鳥街道4車線化、この3つが基幹道路を含む産業基盤の整備の目標であります。

    3番目として安心のまちづくりですが、防災、医療、教育の3つが柱になると思います。東日本大震災を教訓として、原子力防災を含む総合防災計画の策定、由良川水防災事業の整備・見直しについての推進などが挙げられると思います。2番目としまして医療ですが、舞鶴地域医療連携機構の準備委員会の設立、そしてそのことによって舞鶴地域医療の充実を進めていきたいと考えております。3番目の教育ですが、小・中学校、高等学校教育の充実、学力の向上、食育の重要性を教職員の皆さまが認識していただき、中学校の給食が普及するよう進めていきたいと考えております。

    一方、地元におきましては市民とのコミュニケ―ションを図りながら、地域コミュニティの活性化を行い、市全体のまちづくりに取り組んでいくことを進めたいと思っております。絆を大切にし、まちを思う心を一つにしてこのまちを元気なまちにしていきたいと考えております。

    近年、地方分権、地域主権が叫ばれていますが、このような体制を実現するには、まず第一に地方行政職員の自主、自律。自分たちのまちは自分たちで守る、そういう気概が絶対的に必要となります。その上でプロとしての意識を持ち、専門知識が豊富な職員、市民の中に入って課題を発見し、ともに解決に取り組む職員、前例にとらわれず、社会情勢の変化に即応し常に改革意識を持つ職員とならねばなりません。みなさまは「ふるさとを良くしたい」、「市民の皆さまの役に立ちたい」、「豊かな舞鶴、住みよい舞鶴を守りたい」という思いを胸に市職員になることを志したと思います。今まさに激動の時代、日本がピンチの時代、そういった時代こそが行政職員のやりがい、意気込みが発揮できる状況ではないかと考えております。皆さまの心意気で私と一緒にこのまちを元気にしようではありませんか。私の新年にあたっての意気込みを皆さまにお伝えいたしまして、年頭のあいさつといたします。

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