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    医療についての豆知識とコメントに対する回答 その4

    • 2011.01.25 Tuesday
    • 23:45

    コメント1.
     1月25日に「税金を有効に!」さんから、下記のコメントを戴きました。

     パソコンの苦手な父に代わってコメント記載します。 私は、斉藤候補を推薦する明日の舞鶴を拓く会の1月24日の新聞チラシを見て不安になりました。理由は、新しい病院を建築するために京都府が25億円出資しても、残りの60億円は舞鶴市の税金が使われ、さらに建築後の維持費も恒久的に税金が使用される状況では、子供や孫に負の遺産を背負わせることになると考えたからです。人口が減る舞鶴市で借金をしてまでも大きい病院が必要でしょうか? 借金が増えればますます若者が残りません。そのような大金があるなら、子供のために利用して欲しいと願います。 多々見候補は税金を使用せず医療改革を進める方針と聞いています。そんなことが本当に可能かは私には分かりませんが、多々見候補の提案の方が、舞鶴市の身の丈に合うように思えます。血税を無駄にせず働き盛りの世代の負担を軽減するためにも、療養型の病院造りを優先させるという考えにも共感できます。 両候補は、十分に意見を交換してほしいと節に願います。

    コメント1.の回答
     舞鶴市の実情に合わせた対応が必要であるとのご意見はごもっともです。実情を最も知っているのは、当地域の医療従事者であり、その人達の意見を聞かないために、間違った施策をしてしまうのです。現在ある施設や医療機器を使えば、少ないお金で、舞鶴地域の医療は持続できるのです。

    病院が古くなったので辞める医師や、病院が新築されたら医師が増えることはありません。医師は、働きやすい環境(医療機器の整備、周りの医療スタッフのサポート体制、待遇など)を求めているのです。



    コメント2.
     1月25日に「maizuru」さんから、下記のコメントを戴きました。

     共済病院、赤十字病院は現時点で黒字なら、あまり両病院に変化のない先生の案に賛成なのは当然ではないでしょうか?医師会も開業医の先生方が多いなら、市民病院の外来をやめれば開業医に患者さんが流れるわだし、賛成はするでしょう。医療センターや舞鶴市民病院のスタッフからはどのくらい賛同を得られているのでしょうか?舞鶴市民病院の方々は先生の案によると、雇用を確保されるわけだから賛成する方が多いのかもしれませんが。

    コメント2.の回答
     舞鶴市民病院に通院されている患者さんは一日平均で約100名であり、これは舞鶴市全体の病院外来に通院されている患者さん(約2,000人)の5%であり、診療所の先生方には大きな影響はありません。
    舞鶴市内で急性期病院に勤めている医師数は約100名で、その内の約65%の医師が舞鶴共済病院と舞鶴赤十字病院に勤めています。舞鶴市民病院の機能は療養病床(手術などはせず、慢性の病気の方を対象とする)を主としておりますので、他の3病院との比較はできません。

    舞鶴市が予定している400床規模の病院建設に対して、ほとんどの診療所の先生方および病院勤務医の過半数が反対しています。



    コメント3.
     1月25日に「昨日アンチ市長となった市民」さんから、下記のコメントを戴きました。

    現職のビラに驚きました。 医療センター・共済病院・日赤病院・市民病院どの施設の病院職員に対しても、なんら説明がなかった内容のようです。 政治主導で現場の声を聞かずに医療従事者に医業をさせる。 現在の市制は本当になんとかしないといけませんね。自分の職場の事をあのように部外者に書かれたら怒りがおさまらないと思います。 共済病院が税金に頼らず独自に病棟ができるなら。税金でもうひとつ、しかも東に建てる意味が全く分かりません。 日赤も医療センターも府立系。医師を2施設に充実した数を確保できるのかも本当に疑問です。西も広い地域であり、たたみ氏の考えのように西の病院である日赤を整備したら本当にバランスがいいのでは?府立も2施設に派遣するより少しは楽になるのでは?

    コメント3.の回答
     このような提案をされる方がいらっしゃることに、びっくりしました。素晴らしい案だと思います。しかし、この案も実現するには、この案に悪影響を受ける方と話し合う必要があります。私は、現地・現場主義ですので、特に医療職の方には気配りをする必要があります。

    コメント4.
     1月25日に「虹」さんから、下記のコメントを戴きました。

     市民病院問題ばかりが取り上げられてますが、この件は舞鶴市政の問題の一つでしかありません。はっきり言って、ビラの内容は両陣営ともののしりあいで見苦しいです。先生は、舞鶴の公的病院再編に関して、共済の院長として関わってきたはずですが、共済病院は早々と離脱しましたよね。離脱せずに先生の案を主張して来なかった訳ですから、舞鶴全体より共済病院の利益を優先させたと取られても仕方ないのではないですか。

    コメント4.の回答
     全く間違った理解をされています。舞鶴共済病院は戦前、舞鶴海軍職工共済会病院と呼ばれ、職工さんたちを診療する職域病院でありました。戦後、その方たちの年金支給を行う事業として、旧令特別措置法という法律の下で、運営されている病院です。従って、舞鶴共済病院を東京の連合会本部から切り離すには、法改正が必要であり、また、病院再編に参加するか否かの判断や権限は連合会本部にあり、舞鶴支店長の私にはありません。また、私は、これまで一度も4病院を1つにする案には賛成していません。将来的には4病院を1ないし2にする案の中で、2にする案に賛成していたのであり、平成21年4月4日に、いきなり4病院を1つにする案が浮上し反対したのであります。

    コメント5.
     1月25日に「はなこ」さんから、下記のコメントを戴きました。

     舞鶴市のかかえる問題の一番は病院なのでしょうか?それよりも子育てや地域経済に対する具体的なちがいを示して頂きたいです ぜひ病院以外での討論や折り込みを期待しています 頑張ってください(^-^)/

    コメント5.の回答
     市政には多くの課題があることは十分に承知しております。しかしながら、7年前から解決できていない医療問題に終止符を打たなければ、毎年10億円もの「税金のたれ流し」が続くのです。まさに「医療問題の解決なくして、舞鶴の明日はない」と思っています。1日も早く解決して、「たれ流しの10億円」を生きたお金として使いたいのです。近いうちに、子育てや地域経済に対する案を出します。現市長と全く異なる点は、市民目線で市民の皆様の意見を聞き、問題点を専門集団と検討して、的確に、できるだけ早く、回答することだと思っています。御支援有難うございます。

    【医療についての豆知識】


    DPC(Diagnosis Procedure Combination:診断群分類包括評価)制度について


     DPC制度は、従来の投薬、注射、検査を診療行為ごとに計算する「出来高払い」方式とは異なり、厚生労働省が定めた傷病名と手術・処置などの診療行為の組合わせの難易度によって、1日当たりの投薬、注射、検査が含まれた包括入院料を決定し、医療費を請求する「包括払い」方式の制度です。
    この制度に参加し、医療費を請求している病院をDPC対象病院といいます。
    舞鶴市の病院の中では、舞鶴共済病院と舞鶴医療センターがDPC対象病院になっています。

    平成21年度7月から12月までのDPC調査結果



    平成22年度 第3回 診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会資料より作成

    (注1)計算式:(患者総数×平均在院日数)÷(一般病床数×7月〜12月の延べ日数)  
    (注2)計算式:総数÷一般病床数×100床

    厚生労働省の平成21年度のDPC調査結果の公開された情報をもとに、舞鶴医療センターと舞鶴共済病院を比較すると、患者数は、半分以下、手術対象患者数は、1/3以下、平均在院日数は、1週間程度長い。DPC対象病院は、全国的に平均在院日数を15日以内に抑える努力をしていますが、舞鶴医療センターは、過剰な入院ベット数を保有しているため、入院患者数の減少を止めるために、時代に逆行して、平均在院日数を長くし、入院ベットを埋めているのが状況です。

    この制度に参加しているDPC対象病院は、毎月の入院患者の診療内容を厚生労働省へ報告しなければなりません。
    この医療情報は、厚生労働省のホームページや病院情報局のホームページから一般の人々に公開されています。
    舞鶴共済病院や舞鶴医療センターがどの程度の規模でどの疾患を主に診療し、京都府や全国の病院と比較してどの程度のレベルなのか一般の人々が知ることができます。 

    厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/s0630-7.html

    病院情報局ホームページ http://hospia.jp  

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