医療についての豆知識(療養病床とは?)

  • 2011.01.20 Thursday
  • 22:45

 入院治療で使用されるベッド(病床)は、平成13年より、結核病床、精神科病床、感染症病床、そして、主に急性期(病状が急激に変化する可能性のある病態)の疾患を扱う「一般病床」と、主に慢性期の疾患を扱う「療養病床」に分けられました。病床の区分を通じて病院の機能の違いが明確にされました。

 もう少し詳しく説明しますと、療養病床とは、症状は安定しているが長期の療養が必要とされる、主に高齢者などの慢性疾患のために、病院内に設けられた長期入院用のベッドです。そして、療養病床には、医療保険が適用される医療型病床(医療療養病床)と、介護保険が適用される介護型病床(介護療養病床)とがあります。 療養病床の人員配置基準として、医師は病床数48床に1人、看護職員は病床数6床に1人、看護補助者も病床数6床に1人、薬剤師は病床数150床に1人であり、一般病床と比較して、かなり少ない人員で運営できます。また、診療報酬(入院治療で必要な費用)も一般病床と大きく異なり、「包括医療」と言われ、いろいろな治療・処置や検査を行っても一日の療養費は定額であり、一般病床と比べて、医療内容が高度でないために医療費は安くなります。
このように、一般病床(手術治療や高度な技術を必要とする検査・治療などを行う目的に使用されるベッド)と療養病床には治療内容や施設基準が大きく異なるために、同じ建物内に併設すると、その運用や職員の仕事内容に大きな差があるために、療養病床は一般病床とは別病棟に、できれば、別の敷地で運用することが望ましいと考えます。

 舞鶴市内の医療体制として、市民病院は療養病床で、舞鶴医療センター、舞鶴共済病院そして舞鶴赤十字病院は急性期病床で運用することが妥当と思います。現在、舞鶴赤十字病院は一般病床と療養病床の両者の運営をしていますが、今後は赤十字病院の管理者と協議をさせて戴いた上で、一般病床のみの運営とし、かつ、その規模を徐々に拡大したいと考えています。 いずれにしましても、現場の方々と十分に論議して、舞鶴市民にとって、そして、当該病院にとって、了解できる役に立つ医療体制にしたいと考えています。

 最後に、医療現場は大変疲弊していますので、医療従事者(特に、医師と看護師などの採用困難職種)の思いを十分に考慮し、当地区から出て行かない施策を行う所存です。現市政のように、現場の意見を聞かず、独断で企画することはありません。

ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

舞鶴市長 多々見良三

顔写真.jpg

訪問者数

Twitter(ツイッター)

たたみ良三 オフィシャルサイト

オフィシャルサイトバナー

selected entries

categories

archives

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM