ドクターTのひとりごと

  • 2014.04.28 Monday
  • 23:24
その17 「 不便益 」
 
20世紀に科学が急速に進歩し日本人は大きな利便性を享受しました。自家用車、高速道路、新幹線などの移動手段、テレビ、冷蔵庫、エアコンなどの電化製品、さらに携帯電話、インターネットなどに代表される通信機器や24時間営業のコンビニ、ネットショッピングなどが、日常生活で当たり前のように利用されています。現代は私が子どもの頃にはとても想像すらできなかった便利な社会ですが、一方で、多くの大切な物を失ってきたと思っています。便利社会では人に頼らなくとも自力で生活できるため、マイペースで協調性に乏しい社会になって来ていると感じています。子どもと親との絆すらも希薄になっており、ましてや友達や近所付き合いを嫌う傾向がますます強くなっています。こんなに利便性の高い日本なのに2013年度の国連世界幸福度レポートでは43位で、利便性だけでは人は幸せになれないことは明らかです。利便性は心の豊さや「ゆとり」の醸成につながらないと考えられます。近年、不便益なる造語が現れましたが、不便益の研究が、人と人との絆の強化や幸福の価値観を見直す機会になるのではと思っています。

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