災害廃棄物処理説明会の要旨

  • 2012.04.14 Saturday
  • 12:15

平成24年4月8日   がれき受け入れ住民説明会(白鳥団地)要旨

おはようございます。大変天気の良い日曜日で、お休みなられる日時にも関わりませず、説明の機会をいただきましてありがとうございます。
まずはじめに、白鳥団地の皆様には舞鶴市政の推進に日頃からお力添えを賜っておりますこと対しまして厚くお礼申し上げます。当地域におかれましては、昭和47年に第1清掃工場を、昭和58年に第2清掃工場を建てるにあたりまして、色々とご協力を賜りましたことをありがたく思っております。
さて、今日は、すでに案内がいっているかと思いますが、災害廃棄物の受け入れ表明の経緯について、説明に参りました。皆さんご承知のごとく昨年3月11日に東日本大震災が発生し、その後、福島第一原子力発電所事故が起こり、今日に至っておるわけです。私も実際に東北に行ってきましたが、本当にひどい状況になっておりました。我々のように、運よく被害を受けなかった地域が、被災地の皆様に何かの手助けをしてあげたいという思いはどなたも持っておられると思います。そういった中で、国民みんなが、「頑張ろう日本」、「絆が大切だ」、「人は一人では生きていけない、助け合おう」と励ましの声が高らかに鳴り響いている中で、いっこうに東北地方の災害廃棄物処理が進んでいません。1年経過した時点で、全体の6%あまりしか処理できていないという状況であります。国民の一部の人は、地元で災害廃棄物の処理をするべきだと言う方もおられます。しかし処理場が流された地域もありますし、またあったとしても廃棄物を処理するには何十年分も要するという状況において、なぜ手伝おうとしないのかと思っておりました。
何とかしたい思いは、年明けから益々強くなってきました。しかしながら、本市のような規模の小さい自治体では専門の職員もいない、測定機器もない、さらには処理作業には経費がかかり、どうしても実施に踏み込めませんでした。このような時に、2月中頃から国が全国の自治体に対して手伝って欲しいという報道がされるようになりました。そういった中で3月の市議会が始まり、3月12日の代表質問の時に、議員から東北のがれき処理について、市長はどう思うのかと質問がありました。私は、「舞鶴市も、平成16年の台風23号の時に、由良川が大洪水となり沢山の廃棄物が出て、その時に近隣の市町村ならびに京都府内外の自治体に助けていただきました。また、その少し前の阪神淡路大震災におきましても、大震災のがれき処理のお手伝いをいたしました。東日本大震災で困っている被災地の災害廃棄物のうち、普段我々が扱っている日常の廃棄物と同程度のものを受け入れたい。」と答弁しました。まさに困ったときはお互い様であります。そういった中で、今回の災害廃棄物処理においては、放射線に汚染されているか否かということが一番問題であるは、しっかりと認識しています。私自身、ご承知のごとく、以前、病院に勤めておりました。私の仕事は放射線機器を使って診断治療する仕事であります。従いまして、一般の方よりは多少は放射線に対する知識、認識があります。東北地方は広いのです。福島県、宮城県、岩手県、どこも同じように汚染されているわけではありません。放射能に汚染されてない災害廃棄物を、舞鶴市の身の丈にあった能力で、皆様方の生活から出てくる廃棄物と一緒に処理したいと考えています。生活に支障のない量、もっと大切なことは健康に支障のない災害廃棄物を受け入れることは、人としてすべき当たり前じゃないかという思いで、3月12日の議会で答えました。京都府と連携して安全な、普段我々が日常ごみとして出している廃棄物と同程度のものは受け入れたいと、そして、市民の皆様に、すべてのデータを公表し、納得がいくような方法で進めていきたいと考えています。まずは我々が普段扱っている廃棄物がどの程度の放射能を持っているのかを調べてみたいと思っています。
舞鶴市に住んでいても、宇宙から大地から、年間2.4瀬掘璽戰襯箸箸いκ射線を受けています。食べ物の中にも入っています。人間の体の中にも放射能を持つ物質が存在し、身体中を巡っています。放射性物質の無い世界はないんです。世界中どこにいても少量の放射線と付き合わなければならないんです。ゼロの世界はないんです。そういった中で、限りなく少量で、健康に影響を及ぼさない、災害廃棄物を選別して、この市内で処理してあげたいということです。もし万が一、東北でのチェックをすり抜けて、当市に届いた廃棄物が許容量を超えていた場合は、即刻返します。我々が認めれるものしか受け入れません。それは普段我々が扱っている廃棄物と同程度の放射線量のものであるということを市民の皆様方と一緒にしっかり確認し合うような作業をやりますので、ぜひ協力をお願いしたいと思っています。
今日は、私が議会で災害廃棄物の受け入れを表明した経緯について説明に参りました。現時点で、京都府から正式な要請は有りませんが、私は災害廃棄物処理に向けて、取り組んでいこうと思っていますので、何卒よろしくお願いします。 以上です。

 
ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

平成24年舞鶴市人事異動辞令交付後の訓示

  • 2012.04.10 Tuesday
  • 21:11
 

平成24年度の人事異動に伴う辞令を交付しましたが、その趣旨・概要につきまして説明をします。
国際情勢が不透明で、日本の政治も混迷する中で、少子高齢化・人口減少が益々進展し、国はもとより地方も財政環境は極めて厳しい状況にあります。加えて、地方分権や地域主権が叫ばれる中で、役所の職員が自主・自立の精神をこれまで以上に強く持つことが必要であります。この環境下で地方行政を推進するには、官としての基本を堅持しながらも、民の良さを取り入れなければなりません。民の手法は‐錣妨楜劵法璽困鮃佑┐覘∪賁臉、独自性を高めるコスト意識とスピード感を大切にして、効率よく仕事をすること、を心がけています。まさに、市役所においても、無駄を省き、質の高い仕事を効率的、効果的に実施しなければなりません。そのためには、役所の縦構造、いわゆる、ヒエラルキーは必要最小限として、時には、横連携を重視し多部門でチームを編成し一致団結して、対応できる柔軟な組織作りが必要であります。
こうした観点から、人事におきましては年功序列を重視せず、また、女性の登用を考慮する中で、職員一人ひとりが持てる能力を最大限発揮できるように、特に上に立つ役職程、部下を指導し、チームとして大きな仕事ができる能力を重視した、適材適所の職員配置とすることで、「職員の意識改革」と「組織の活性化」を目指す人事異動としました。異動規模は、組織改編もあり、821人中、325人で、大規模異動となりました。女性補職者として、新たに課長級1名、係長級4名を発令しました。
組織改編におきましては、東日本大震災の教訓を踏まえ、危機管理体制の充実・強化を図るため、企画管理部に危機管理室を設置しました。昨年11月に京都舞鶴港が日本海側拠点港に選定されたことを契機として、今年度から観光振興を積極的に進めるために、新たに観光まちづくり室を設置し、舞鶴引揚記念館を市直営施設としました。また、京都舞鶴港を中核として、ヒト、モノの交流を促進するため、みなと振興・国際交流課を設置しました。広報広聴機能の充実・強化を図るため、広報広聴課に格上げしました。多様化する保健福祉事業を総括し企画する保健福祉企画課、高齢者福祉サービスと介護保険の一体的な運用を図る高齢者支援課、障害者が地域で安心して暮らせる環境づくりを進める障害福祉課をそれぞれ設置しました。中丹地域医療再生計画を着実に推進するため、地域医療連携推進課を設置し、火災予防と救急体制の充実・強化を図るため、予防課、救急救助課を設置しました。
ただいま説明しました、人事異動や組織改編の趣旨は、先の3月議会で述べた政策目標である「住んでよし、働いてよし、訪れてよし」の「選ばれるまちづくり」を推進するための3つの重点事項である、「活力あるまちづくり、 安心のまちづくり、 市民に役立つ市役所づくり」を実現するために行ったものであります。
最後になりますが、それぞれが与えられた役職、職場において、全力でその任を全うして、舞鶴市が元気になるように、一致団結して頑張ろうではありませんか! 私の意気込みを伝えて、人事異動辞令交付後の訓示とします。

 

 
ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

平成24年舞鶴市新人職員への訓示

  • 2012.04.06 Friday
  • 17:20

このたび、新規に舞鶴市役所に採用されました22名の皆さんは、多くの応募者の中から選ばれ、本日を迎えられたことに対しまして、まずもってお祝い申し上げます。
皆さんの中には、地方公務員として安定した職業を得たと思う方がおられるとすれば、即刻その考え方を改めて頂きたい。いきなりの話で驚かれるかもしれませんが、それが私の真意であり、昨年の新規採用職員への訓示でも同じことを話しました。また、今年度から新入職員は半年間の仮採用となっています。先輩職員の指導のもと、社会人としての責任を持って、積極的に仕事に取り組んで頂きたい。
昨年2月に、市長として入庁した時に、私は「株式会社舞鶴市役所」の経営者として市政を行うと述べました。市役所の業種はサービス業であり、顧客は市民、この地域に営業されている事業主、並びに自衛隊、海上保安庁などの多くの官公庁の職員であります。顧客に気に入られれば、収入、すなわち税収が増え、そうなれば、新たな顧客サービスが提供でき、そのことによって顧客である市民に満足して戴き、さらに顧客、即ち、人口が増えることが期待されます。少子高齢化、人口減少は全国の地方自治体が抱える重要な課題であり、「顧客のニーズを把握した、メリハリのあるサービス」が求められています。
では、どうすれば、このような仕事が出来るのでしょうか? 先ず、第一に、仕事での専門知識、専門技術を高める必要があります。市役所はいろんな分野での専門集団であります。顧客のニーズを専門家として分析し、如何に効率よく、コストとスピード感を持って仕事が出来るかが問われます。専門性を高めるには、常に時代の風を感じながら、「今、何が求められているのか?」、「今、何をすべきなのか?」自問自答しながら仕事をして頂きたいと思っています。若い皆さんは、今後、研究会や研修会に積極的に参加し、勉強して下さい。また、顧客満足度を高めるには、積極的に市民や舞鶴市内外、時には海外の情報を収集すること、また、舞鶴市外へ魅力ある情報を発信する、そういったコミュニケーションの強化が必要であると思っております。
第二に重要なことは、常に市民目線で考え、現地現場主義で仕事をすることであります。顧客の苦情や要望に対しては、現地、現場に問題解決の糸口があり、市役所の中に居ては適切な対応は出来ません。また、舞鶴が誇れる宝物、即ち、舞鶴ブランドを見つけ育てるには、原石として潜んでいる現地、現場に出向かなければ、発掘することすら出来ません。
このたび、舞鶴市役所に勤務することとなった皆さんに、このような意気込みで、未来に希望を持ち働くことが出来る環境を提供出来るように、私を先頭に部長、課長、係長等、幹部職員が責任を持って努力しますので、新入職員は気合を入れて、若者らしく柔軟な発想で、仕事に取り組むことを期待しています。
昨年の3月11日に、東日本大震災があり、日本はもとより、国際情勢も不安定で、先行き不透明な状況であります。このような時代であるからこそ、生まれ育った舞鶴を元気にできる行政職ほど、やり甲斐のある仕事は無いと思います。
皆さんのほとんどが、「ふるさとを良くしたい」、「市民の皆さんの役に立ちたい」、「豊かな舞鶴・住み良い舞鶴を守りたい」という思いを胸に、舞鶴市職員になることを志したと思います。今、まさに激動の時代、日本がピンチの時代こそが、行政職員の「やりがい」、「意気込み」が発揮出来る状況ではありませんか‼
私の意気込みを伝えて、新規採用職員への訓示とします。
 
ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

新春初茶会

  • 2012.01.16 Monday
  • 12:13

昨日、茶道裏千家の新春初茶会に招待されました。
主催者の皆様が、「もてなし」、「しつらえ」などの作法の心を大切にされ、茶道を通じて、日本の伝統的な精神文化の継承と普及にご尽力を頂いていることに、たいへん感激しました。
また、茶道がもつ、「わび」、「さび」などの日本古来からの美意識にも重視されていることを再認識しました。
「人の幸せ」を「お金」、「物」、「利便性」から追求してきた文明社会、多くの先進国が、将来の目標を見失い、さまよっているかのようにも感じます。茶道の作法や美意識が広まることを期待しております。お茶会の、ゆったりと流れる時間のなかで、「思いやり」、「感謝の心」、「自問自答する間合い」などを感じることができました。
また、一昨日は舞鶴ユネスコ協会が主催される第12回「絵で伝えよう!私のまちのたからもの」絵画展、第13回「地球社会にいきる」小中学生作文合同表彰式に出席しました。多くの応募者の中から選ばれた作品は、いずれも素晴らしいものばかりでした。 
私は、これまで行く先々で、本市の文化レベルの高さに感動しております。舞鶴市は本当に元気です。成熟したまちは文化を大切にする風土があると思っています。そのようなまちは、まさに「住んで良し」「働いて良し」「訪れて良し」のまちになると確信しています。
 
ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

成人式の式辞

  • 2012.01.08 Sunday
  • 17:03

本日、舞鶴市の成人式があり、次のようなメッセージを送りました。

皆さん新年明けましておめでとうございます。
平成二十四年の新春に、成人式を行うにあたり、舞鶴の未来を背負って立つ皆さんが、心身ともに健やかに成長され、立派な成人となられましたことを、心からお祝い申し上げます。ご家族も、さぞかしお慶びになられているかと存じます。また、ご来賓の皆様並びに恩師の先生方におかれましては、何かとご多用の折にも関わりませず、ご臨席を賜りまして誠にありがとうございます。成人式を迎えられた皆さんは、これからの洋々たる人生の門出に際し、将来への期待と大人に仲間入りした責任の重さを感じておられると思います。今日は、私は人生の先輩として、皆さんに伝えたいことがあります。それは、決してお説教や押しつけの道徳観ではありません。

皆さん、ご承知のように昨年3月11日に東日本大震災がありました。我々が今だかって経験したことのない大地震と津波で、多くの尊い命が失われました。日本中の誰もが永遠に忘れることがない大災害です。私は、この大震災に被災した中学生の言葉に心を打たれ、自然と涙が流れ出ました。その生徒の学校は、被害が大きかった宮城県気仙沼市にあります階上中学校で、3月22日に卒業式が行われ、その時に卒業生代表が答辞で読んだ文章です。その内容を一部を抜粋して紹介します。それは、次のような内容です。

「本日は、未曾有の大災害の傷も癒えない最中、私達の為に、卒業式を挙行していただき、ありがとうございます。階上中学校といえば防災教育といわれ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私達でした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練と言うには惨めすぎるものでした。辛くて、悔しくて、たまりません。時計の針は、14時46分を指したままです。でも、時は確実に流れています。生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく生きていかねばなりません。命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私達の使命です。私たちは今、それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。どこにいても、何をしていようとも、この地で、仲間と共有した時を忘れずに、宝物として生きていきます」「お父さん、お母さん、家族の皆さん、これから私たちが歩んでいく姿を見守っていて下さい。必ず、良き社会人にになります。最後に、本当に、本当に、ありがとうございました」

このような決意を、 歯をくいしばり、涙が出るのをこらえながら、絞り出すように語った15歳の少年のこの言葉、20歳の皆さんは、どのように感じるでしょうか?
私は、彼の言葉から3つの大切なことを改めて確認しました。
先ずはじめに、人は独りでは生きることはできないということです。人と人との助け合い、人と人との絆が人間社会を作っているのです。国際情勢が不安定で、日本の政治も混迷し、記録的な円高で、景気も先行き不透明、まさに危機的ともおもわれる状況を切り開くのは誰でしょうか? それは皆さんのような若い力です。もう皆さんは立派な大人です。相手が悪いとか、会社が悪いとか、世の中が悪いとか、国が悪いとか、まわりの責任にする年齢ではありません。問題があると感じるなら、それを解決していくのは皆さん自身です。何も説教でもありません。厳しい逆境のなかで、強い決意を述べた15歳の少年の姿を見て、感想を述べた次第であります。
次に、15歳の少年が語った言葉に、あふれる郷土愛を感じました。
そこで、皆さんにお願いがあります。自分たちが生まれ育った、あるいは関わることとなった、ふるさと舞鶴に「愛着と誇り」を持って、是非、舞鶴のまちづくりに参加していただきたいという事です。舞鶴には、海や川、山といった豊かな自然、安土桃山時代から続く西地区の城下町、そして明治時代の風情が漂う東地区の赤れんが倉庫群など、歴史と文化があり、さらには造船業やガラス製造業に関連する、ものづくり技術、誇れる産品がたくさんあります。これらは、まちを活性化させる大切な要素であり、まちづくりの原石ともいえます。これらを、皆さんと一緒になって創意工夫を重ね、さらに磨きをかけて、宝石に仕上げれば、きっと舞鶴は、さらに「住んでよし、働いてよし、訪れてよし」の魅力ある、活力のあるまちへと変革していきます。「絆」を大切にして、積極的に社会参画してほしいという事です。
最後に、私の気持ちも添えて、伝えたいと思います。それは、「思いやり」と「感謝の気持ち」です。
東日本大震災の惨状をみて、その復興に何とか力になりたいと心から願った人達の活動は、まさに「思いやり」だと思います。その行動は物心両面にわたり、また、日本国内にとどまらず、世界各国に及び、募金やボランティアという形で支援の輪が広がりました。また、被災地の方々自身も、そうした支援に勇気づけられ、自分たちで何とか立ち上がろう、立ち直ろうと様々な助け合いの輪を広げ、そのことが生活再建の大きな原動力となっています。この原動力の源の一つとして「感謝の気持ち」があると思います。周りがこんなに助けてくれている、独りじゃない、頑張ろうと思われたに違いありません。大震災によって、人が人を思いやり、人と人とが繋がり合うという「絆」の大切さを再認識させられました。人は、独りでは生きていけません。このことをしっかりと胸に刻んでいただき、これからの人生を、強く、逞しく、生き生きと歩んでいただくよう願っています。
結びにあたり、皆さんの輝かしい前途を祝福いたしますとともに、さらなるご精進とご活躍を期待して、式辞といたします。

  平成24年1月8日

              舞鶴市長 多々見 良 三

皆さん、失敗を恐れずに、頑張って下さい。応援します。

ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

平成24年 仕事始め

  • 2012.01.06 Friday
  • 12:17
富士.gif

皆様、新年明けましておめでとうございます。
平成24年辰年の初春、ご家族お揃いでお迎えのことと拝察し
心からお喜び申し上げます。



ここ舞鶴においては、大きな災害はなく、平穏に過ごせることの幸せ、ありがたさを今年ほど感じる年はなかったかと思います。平成24年の仕事始めにあたり、私の思いを述べて、職員の皆様と目標を共有し、まちの発展に向けて頑張りたいと考えています。

昨年を振り返りますと、やはり東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所の事故をどうしても思い出さずにはいられません。極寒の東北地方で仮設住宅での厳しい環境のもとに、新年を迎えられた被災者の方々のことを思いますと正月気分に浸っていることに後ろめたささえ感じるそういう状況であります。
特に福島県の皆様は、今後長年にわたり、被害への対応を余儀なくされておられます。今後復興に向けて国が全力を挙げて支援を行うことは当然でありますが、我々舞鶴市といたしましても、引き続き何が出来るのかを考えていかねばならないと思います。
また、この出来事を教訓として我が舞鶴市においては災害に対して想定外という言葉は絶対に使わないというそういう備えをしておくべきと考えております。

国際情勢が不透明で急激な円高が持続し、そしてTPPの問題についての対応もしっかりと示されていない状況を極めて憂慮しております。我が国の将来を揺るがしかねない状況にあります。これらの情勢を注視しつつ、市として今後の対応を考えておかなければならないと思っております。
また、昨年の年末にもお話しましたが、大阪の選挙が示すものは、国民、市民から閉塞感の打破を願う行政への期待ではないかと思っております。
そして、舞鶴市民は何を求めているのか?それはやはりコミュニケーションが基本であるというふうに思っております。現地現場主義、市職員は仕事において部、課を越えて情報交換をすべきであり、また、地域コミュニティの行事に積極的に参加すべきであると私は思っております。

 さて、本年の目標でありますが、新たな総合計画が昨年8月に策定されましたが、その実施が基本となります。職員一人一人は理念、信念を持ち、目標、夢を掲げて仕事をすべきであるというふうに考えます。

目標は基本的に一つ。しかしその目標を達成する方策については、ポイントを絞って多くとも4つ、出来れば3つに絞る、そういう方策でやっていきたいと思っております。
今年の目標は、住んでよし、働いてよし、訪れてよしの「選ばれるまちづくり」であります。そのために

1番目に市民に役に立つ市役所、行政改革のことであります。

2番目に経済の活性化。

3番目に安心のまちづくり。



この3つの方策を持って目標を達成していきたいと思っております。

まずはじめに、1番目の市民に役に立つ市役所づくりの3つのポイントでありますが、組織、人、ものであります。まず人につきましては、舞鶴人材育成基本方針の策定に向けて作業が進められておりますが、市民の声、そして新人職員の声を大切にして心新たに仕事をしていくべきと考えております。2番目としましては組織の見直し。慣習にとらわれず、今のままの課・係でいいのか、そういう思いでおります。新しい時代の変化に即応する組織のあり方があるのではないかと考えております。3番目に施設・備品などを改修や交換する統一基準や一括管理、さらに債権の適正管理、こういうことを改めて見直すべきではないかと考えております。

そして、2番目の活力あるまちづくりにつきましては、第1番目としましては観光振興、2番目としましては、新たな産業創出、3番目としましては産業基盤の充実、その3つを挙げたいと思います。まず観光についてでありますが、京都舞鶴港、赤れんがパーク、引揚記念館などを軸とする観光振興の積極的推進。2番目の新たな産業創出といたしましては、昨年始めましたリーディング産業チャレンジファンドの継続と舞鶴の企業を国内はもとより海外にも知らしめる舞鶴企業情報館の新設、そして舞鶴は海・山・畑と非常に自然に恵まれています。そういった意味では一次産業の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。3番目は基幹道路を含む産業基盤の整備についてでありますが、国道27号バイパスや臨港道路上安久線、そして今の時点では夢として語りたい白鳥街道4車線化、この3つが基幹道路を含む産業基盤の整備の目標であります。

3番目として安心のまちづくりですが、防災、医療、教育の3つが柱になると思います。東日本大震災を教訓として、原子力防災を含む総合防災計画の策定、由良川水防災事業の整備・見直しについての推進などが挙げられると思います。2番目としまして医療ですが、舞鶴地域医療連携機構の準備委員会の設立、そしてそのことによって舞鶴地域医療の充実を進めていきたいと考えております。3番目の教育ですが、小・中学校、高等学校教育の充実、学力の向上、食育の重要性を教職員の皆さまが認識していただき、中学校の給食が普及するよう進めていきたいと考えております。

一方、地元におきましては市民とのコミュニケ―ションを図りながら、地域コミュニティの活性化を行い、市全体のまちづくりに取り組んでいくことを進めたいと思っております。絆を大切にし、まちを思う心を一つにしてこのまちを元気なまちにしていきたいと考えております。

近年、地方分権、地域主権が叫ばれていますが、このような体制を実現するには、まず第一に地方行政職員の自主、自律。自分たちのまちは自分たちで守る、そういう気概が絶対的に必要となります。その上でプロとしての意識を持ち、専門知識が豊富な職員、市民の中に入って課題を発見し、ともに解決に取り組む職員、前例にとらわれず、社会情勢の変化に即応し常に改革意識を持つ職員とならねばなりません。みなさまは「ふるさとを良くしたい」、「市民の皆さまの役に立ちたい」、「豊かな舞鶴、住みよい舞鶴を守りたい」という思いを胸に市職員になることを志したと思います。今まさに激動の時代、日本がピンチの時代、そういった時代こそが行政職員のやりがい、意気込みが発揮できる状況ではないかと考えております。皆さまの心意気で私と一緒にこのまちを元気にしようではありませんか。私の新年にあたっての意気込みを皆さまにお伝えいたしまして、年頭のあいさつといたします。

ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

一年の締めくくり

  • 2011.12.31 Saturday
  • 14:37

平成23年も今日で閉じます。市民の皆様の一年はいかがでしたか。

12月28日に舞鶴市役所で仕事納めがあり、職員に次のような訓示をしました。

平成23年の仕事納めにあたりまして、この1年を振り返って私の思いを皆様に伝えたいと思います。
まずもって今年1年、職員の皆様、とりわけここにご出席されておられる幹部の皆様には舞鶴市政の運営に格別のご協力をいただきましたことに対しまして、この場をお借りし厚く御礼申し上げます。
この1年、職員の皆さんにとっていかがだったでしょうか。私にとっては激動の1年でありました。

 さて、目を国内に向けてみますと、何よりも東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所の事故、この事件抜きで、この1年は語れないと思います。当時、想定外という言葉がよく使われました。想定外で2万人もの方がなぜ亡くなったり行方不明になったりしなければならなかったのか。これは大きな天災と人災が重なったものであると私は思っています。津波の本来想定すべき高さよりもはるかに低い堤防を築き、そして原発事故が起こった後、原子炉の冷却についても作業ミスが沢山あったと最近報道されています。こういった教訓をぜひ生かして、想定外という言葉は舞鶴市では使わないという意気込みで安全管理を行っていきたいと思っております。
幸いにも、舞鶴市におきましては、大きな災害がありませんでしたが、5月には台風もこないのに連休明けに大雨洪水警報が出て、また5月なのに台風2号がやってきまして、また大雨洪水警報が出ました。この1年どうなるのだろうかと不安に思っていましたが、その後はしばらくなく、しかしながら9月には台風12号、その後の15号、和歌山県、奈良県、本当にひどい災害でありました。あの洪水も人によっては森林の管理が悪いからあれ程ひどいことになったのではないか、そういう方もおられます。やはり、天災は必ずきますが、それを最小限に食い止める知恵というのはあってしかるべきだと思っています。舞鶴におきましては、雨が降るたびにひやひやする状況でありますけれども、何としてでも由良川の水防災対策を残り10か所についても早急に着工しなければならないと思っています。
もう一つ、私にとりまして今年を振り、国内で大きな出来事がありました。それは大阪のダブル選挙結果です。なぜ、あれだけの支持が得られたのか、私は決して都構想に賛成したからではないと思っています。日本国内の政治の不安定さ、年金が下がるのに消費税が上がる、TPP問題、また非常な円高が続く。こういった中で、将来が見えない閉塞感が日本中に漂っている。なんとかしてくれよという大阪市民の声が響いたのではないかと思います。大阪市と大阪府で二重行政があり、無駄がある。無駄を省いてくれよということの裏返しではないかとも思います。東日本大震災と福島原子力発電所事故並びに大阪のダブル選挙結果、これらの出来事はわれわれ役所職員にとっては決して見逃せない、そして、しっかり考えて対策を立てなければならない事だと思っています。

私は2月6日に27823名の市民の支持を受けて市長となり、2月18日に市役所に入ってきました。その時に5つの運営方針をお話ししました。  

1番目は「顧客対応」。市民である顧客、また事業主である顧客、そして官公庁のなどの顧客のニーズをしっかり捉える必要がある。そのためには話合うことが大事である。コミュニケーションの強化、そして現地現場主義が重要であると述べました。現地現場に問題解決の糸口があり、舞鶴が誇れるブランドを見つけることができるというお話をしました。

2番目といたしましては、市役所は専門集団、専門性を高めてほしい。

3番目といたしましては、公務員に欠けているコスト意識とスピード感を取り戻すことが重要であると指摘しました。効率を高めるためには、役所の縦構造の良さを残しながら、横連携することが効率をよくすることに繋がりますし、スピードを上げることにも繋がると思っています。

4番目といたしましては、行財政改革の推進の重要性、たとえば公共施設や債権などが適正に管理されているのかということをしっかり見てほしいということをお話ししました。そういった中で、このたび下水道料金の徴収漏れが発見されました。他にないのかといったところを他の部署でも、現在調べていただいているところであります。また最近思っていますのは。施設の改修や物品を交換する際に、役所全体に統一の基準は無いのではないか思っています。各部門がそれぞれの判断で電球を替えたり施設改修の申請を出したりしているんではないだろうかと思っています。従って、適正な管理が必要であるとを思っております。

5番目といたしまして、年功序列にとらわれない適材適所の人事配置、  

この5つを大きな目標としてみなさんにお話ししてきました。私の感覚ですけれども、この5つの方針が徐々に徐々に進んでいる、みなさんの意識の中に入ってきているということを次のような点で、実感しています。

【1】コミュニケーション強化のために私は係長職約170名の方すべてと話を終えました。 来年1月からは主査153名の方と話をしようと思っています。とにかく職員のみなさんと話合うことで、私を知ってもらうこと、みなさんを知ることができ、私の考えが徐々に浸透してきていると感じています。  

【2】経済対策・産業育成としましては、産業振興部に適切なプログラムを作っていただきました。リーディング産業チャレンジファンド6件に対して32件の応募がありました。まちの中に、産業を興すのに一生懸命になっていて、こういうものを利用したいというニーズがあったと思っております。こういうニーズがある限りは来年も続けていきたいと思っております。そして選んだ事業が、必ずうまくいくように、市役所職員と選考委員の方にお願いしてしっかり育て上げていくということを引き続きやっていただきたいと思っております。

【3】行財政改革のひとつとして、公共施設のあり方検討プロジェクトが進んでおりまして、これまで各担当部署が個別に管理していたものを一括管理するという事業がはじまっております。  

【4】公開事業評価を始めましたが、これは国の事業仕分けと違い、今やっている事業がもっとやるべきことなのか縮小すべきことなのか市民目線で今一度点検する事業で、いくつかの課題はありますけれども改善しつつ来年も続けていきたいと考えております。

【5】まちが元気になるのは、各単位・コミュニティが元気になって、その積み重ねで、まち全体が元気になるという観点から、地域づくりサポート事業が開始され、東に1地域、西に1地域が選ばれ、やる気のある地域に市役所職員が参加し、協力し合いながら、その地域の活性化をやっていくという事業が進められています。

【6】舞鶴市人材育成基本方針のたたき台がようやく出来上がりました。来年度には、市民の意見を聞かせていただいて、実際に市民に向けて発表したいと考えております。私は役所の職員がどういう考え方で仕事をしているのかということを市民のみなさんに知ってもらうこと、また、昇任・昇進についてどういうわけで課長になるのか、部長になるのかといった人事考課を明確にしたいと思っています。人材育成基本方針の中にたたき台ではありますが、われわれ舞鶴市職員が目指すべき像として

  峪毀韻涼罎貌って、地域の課題を見つけ、市民とともに考え、解決に向け積極的に行動する職員」

 ◆嵜Π一人ひとりが専門性や得意分野を持ち、自らの特性も最大限に発揮し、市民の信頼に応える職員」

 「社会情勢の変化に即応した改革意識を持ち、仕事への情熱と柔軟な思考のもと、市役所と仕事を変革できる職員」

こういう3つの職員像が提示されております。

こういった原点に立ちながらいろいろな市政を多くの人の手助けを得てやっていく中で、次の成果が得られました。  

【1】8年越しの舞鶴市の病院問題がようやく解決の方向に向けスタートしました。中丹地域医療再生計画の修正案に、市内のすべての病院と京都府が合意しました。前の案は反対が多かったわけですが、今回の案はすべての医療機関が合意されましたので、しっかりと育てていきたいと思います。

【2】もうひとつは、京都舞鶴港が日本海側拠点港の3部門で選定されました。「国際海上コンテナ」、「外航クルーズ」「国際フェリー、国際RORO船」の3機能で選ばれたということは本当に素晴らしいことで、舞鶴市の経済の活性化に向けて、明るい希望の光が差してきたと思っています。国際港湾に選ばれることで、西舞鶴インターチェンジから国際埠頭に向う道路整備の優先度が高まったというふうに認識しています。

そういった多くの成果が得られた中で、来年度に向けての抱負でありますけれども、  

一番目として原子力災害でEPZ10キロからUPZ30キロへと大幅な原子力防災の見直しが必要となります。自分たちの町は自分たちで守るという意識で積極的に現場は動いていただき避難計画を早急に府とともに考えていかなければなりません。  

二番目としまして、病院問題で良いスタートを切りましたが、この修正案をしっかり肉付けして、2,3年後には舞鶴の病院群はすごく良くなったと評価される方向に進めていきたいと思っています。  

三番目として、国際港湾については来年、韓国とのクルーズ船が来ることがおおむね決まっていますし、そのあとイギリスの方からも来るであろうという情報もあります。来年度は、国際港湾の活性化に京都府とともに一生懸命取り組んでいきたいと思っています。


もう少しで新年を迎えるわけですけれど、皆様方それぞれが一年を振り返っていただき、良かったことは更に発展するための方策を、悪かったことはリセットして、どう作戦を立て直すかという考えを持って戴きたいと思います。しばらくの間、休養を取られてエネルギーを蓄えて、良い年を迎えいただきたいということを念願いたしまして、私の訓示といたします。

ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

原子力発電所に対する私の考え方

  • 2011.12.13 Tuesday
  • 12:22
 
原子力発電所、および、エネルギー政策に対する私の考え方について、説明致します。

今回の福島原子力発電所事故を経験して、舞鶴市長として、まず取り組むべきは、舞鶴市民、8万8千人の安全安心を確保することであると存じます。
このような原発事故を二度と起こさないために、国は総力をあげて、事故原因について徹底調査を行い、その知見に基づく新しい安全基準を早急に策定することが重要であると考えます。
先に、国が提案したストレステストは、その中身が明瞭でなく、新しい安全基準には今回の事故の知見が反映されるべきであり、かつ、国際的にも受容される厳しい基準でなければならないと考えます。
そして、中立かつ国際的な第三者機関が安全基準の遵守を確認する仕組みを構築しなければなりません。
このような基準をクリアできなければ操業停止、あるいは原子炉の廃炉、クリアすれば稼働もやむを得ないと考えます。また、高浜原子力発電所には30年以上経過した高経年化原子炉があり、また、プルサーマルによる発電も行われており、徹底的な安全対策を国に強く要望していく所存です。また、関西電力に対しては、京都府とともに、原子力発電所との安全協定について、立地自治体と同様とするように申し入れているところであります。さらに、万が一の原発事故に対する避難場所、避難方法などの原子力防災対策も重要であると考えています。

 さて、原子力発電を含むエネルギー政策について、私の意見を述べたいと思います。安心して日常生活を送るため、また、経済および産業の持続的な発展を維持するために必要な電力を安定して供給することが重要であることは、多くの市民、国民に同意して頂けるかと思います。エネルギー政策については、安全で環境に優しく、安定した電力を供給できること、そして、できるだけ安価であることが求められます。このような考えを基本にして、本論に入りたいと思います。

【1】 先ず、これまで湯水のごとく使ってきた電気につきましては、この夏に実施しました節電対策を引き続き行う必要があると思います。これまで、日本人が大切にしてきた「もったいない意識、質素倹約の意識」を思い起こし、日常生活において、安全と健康に支障をきたすことが無い程度で、電気を使用することにより、先ず、必要電力量を減らすことが肝要であります。

【2】 次に、LED電球に代表される、電力消費量が少ない家電製品に交換する等の必要電力量を減らす努力もすべきと思います。

【3】 これらの努力をするなかで、経済的にも安定した生活を送るために必要最低な国の総電力量を把握すべきであります。

【4】 現在、日本の発電システムは、発電総量と消費電力総量のバランスを保つ送電が行われています。現在のシステムでは、夜間には発電可能な電力に余裕があるにも関わらず、昼の時間帯には電力不足となり、今年の夏には舞鶴市でもピークシフトなどの苦肉の対策を実施したこともご承知かと思います。この問題を解決するためには、夜間に発電可能な電気を燃料電池に蓄え、昼の時間帯に電池から供給するシステム、いわゆるスマートグリッド等の導入が急がれます。

【5】 現時点での、燃料電池も利用した総発電能力を考慮し、かつ、先ほど述べた必要とする最少の総電力需要量から、どれだけ原子力発電に依存すべきであるかを算出する必要があります。

【6】 以上の考えを総括しますと、経済的にも安定した生活を送るために必要な最低限の電力を、先ほど述べた厳しい安全基準をクリアした原子力発電所の中でも、より安全性が高い上位グループの発電所に依存する中で、できる早期に、安全で環境に優しく、かつ、安定供給できる代替エネルギーに変更していくことが重要と思います。

【7】 いかなるシステムも事故の発生を皆無にすることはできません。たとえ原発事故が発生しても、速やかに収束できる制御可能な科学技術が開発できない限り、縮原発から脱原発の方針は当然であると思います。安定性とコスト面から、積極的に導入できる代替エネルギーが無い現状で、即座に脱原発と言えない状況であると思います。これまでの国のエネルギー政策を根本的に見直す必要があり、縮原発から脱原発へのスケジュールを国が早急に示すべきであると考えます。

【8】 一部の国民の方からは、即刻、すべての原子力発電所を廃止すべきであるとの意見がありますが、この意見に対しては、たとえ総理大臣といえども一人で独自の判断は許されないと思います。原発の廃止により様々な影響を受けるすべての国民の声に耳を傾けなければならないと思います。国民投票まで実施して、全国民の意志を確認すべき極めて重要な案件だと思います。

【9】 EPZやUPZの設定は、原子力発電所事故の規模と密接に関連するため、避難区域について、事故により放出される放射線量や放射性物質の拡散に影響する気象条件に基づいて、詳細に検討して決定すべきである。  

いずれにしても、今回の福島原子力発電所事故は、ほぼ人災であり、二度とこのような事故が起こらないように、国家の威信をかけて安全管理を徹底して行わなければならない。

ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif

中丹地域医療再生計画修正案纏まる

  • 2011.12.10 Saturday
  • 13:35
 
長い間、ブログを休んでいましたが、漸く市長職にも慣れ、また、多くの市民の皆様からのリクエストもあり、再開することとしました。

 本年2月に舞鶴市長に就任し、9ヶ月があっという間に過ぎました。
この間、多くの人に支えられて、11月8日に、中丹地域医療再生計画の修正案が纏まりました。計画見直しにあたって、京都府には、関係者間の調整をはじめ、多大なご尽力を頂きました。
この修正案は、舞鶴市の意見を踏まえたものでり、市内のすべての公的3病院の設置者からもご了承頂きました。
地域医療再生計画の修正内容は、「選択と集中」、「分担と連携」による医療再生のコンセプトのもと、各病院の持つ特徴的な医療機能を充実・強化してセンター化に取り組むこととしており、今後、自己資金に加えて再生基金を活用し、4つの病院全てがそれぞれに新築ないし増改築され、リニューアルに取り組まれるとともに、新たな設備投資も行われることとなっております。また、新たに設置する舞鶴地域医療連携機構が行う事業として、

/芭轍覆里△衒などの課題解決に向けた協議
二次救急輪番の調整
0貅ゝ澣淆寮の整備に向けた医師確保
に椹堝伴の特色ある研修プログラムの構築


などの事業を実施して予定にしております。
現時点においては、舞鶴地域医療再生計画がスタートしたところであり、本計画の目的が達成できるように、舞鶴市として、この案の実現に向けて全力で取り組む所存であります。

8年間に渡る舞鶴市の医療問題(特に舞鶴市民病院問題)が遂に解決に向けて着実に歩み始めました。また、11月11日には京都舞鶴港が日本海拠点港に選定され、港を中心とした経済活性化に大きな弾みがつくなど、舞鶴市の将来に明るい希望を持って、新年を迎えることができそうです。

ボタン(1).gif ボタン(2).gif ボタン(3).gif ボタン(4).gif ボタン(5).gif